静岡県危険物安全協会連合会|会報|第62号 2012.9

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概要:
静岡県危険物安全協会連合会|会報|第62号 2012.9

県危連「シンボルマーク」1977年7月、60点の応募作品の中から東海パルプ株式会社の鈴木範夫氏の作品を、当連合会のシンボルマークとした。このマークは、危険物の「危」を図案化したもので、緑色は、安全を示している。表紙写真の説明題名富士山と新東名高速道路写真紹介撮影者坂田勝明裾野市消防本部消防署署長日本列島の大動脈である東名高速道路は、大都市圏間を結ぶ長距離運送などで通行量が多く、災害や事故によって、閉鎖されることが度々ありました。これらの通行量を新東名高速道路へ分流又は転換することで、東名高速道路の渋滞などは解消し、高速道路による安定的な輸送体制を実現させます。このような目的もあって建設が進められ、東日本大震災を契機に暫定的ではありますが、平成24年4月14日(土)00時に「御殿場JCT」から「三ヶ日JCT」までの約162kmという長距離が一度に開通しました。新東名は、従来に比べ、急カーブや急坂が少なく、また路肩も広いため、これまで以上に安全で快適な走行が可能となっています。山間部を多く通っていますが、環境に配慮し、インターチェンジ、ジャンクションやサービスエリア付近を除き街灯がありません。従前のトンネル照明は明るいものの先行車が判りにくかったことから、前方を照らす「プロビーム照明」となって車が明るく見えるように工夫されました。また、高架橋では霧の発生などでも道路形状が把握できるよう追越車線の外側に緑色灯火の点灯(必要時のみ)など、安全のための最新の技術が駆使されています。今後は、西側の「浜松いなさJCT」から(「新城IC」及び「額田IC」を経由して)東海環状自動車道「豊田東JCT」までの接続が平成26年度、東側は、工事中の圏央道の「海老名南JCT」から「厚木南JCT」までが平成28年度、「厚木南JCT」から(「新秦野JCT」を経由して)「伊勢原北IC」までが平成30年度、更に「伊勢原北IC」から(「秦野SA」、「秦野IC」及び「新御殿場IC」を通過して)「御殿場JCT」までが平成32年度の開通として計画されています。写真は、新東名高速道路の下り線60.7KP付近側(裾野市葛山地先)から富士山を望んだ景色です。新東名の建設された環境を表していると思います。