静岡県危険物安全協会連合会|会報|第62号 2012.9 page 10/82
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静岡県危険物安全協会連合会|会報|第62号 2012.9
総務省消防庁長官表彰○危険物保安功労者(個人)近藤安元伊豆漁業協同組合安良里支所担当理事(西伊豆広域危険物安全協会相談役)去る6月4日東京都内で開催された、平成24年度全国危険物安全大会において危険物保安功労者として消防庁長官表彰の栄に浴しましたことは誠に光栄の至りであります。これも日頃西伊豆広域危険物安全協会の会員の皆様が西伊豆広域消防本部の指導の下、安全意識の向上に努め、長く無災害を続けた結果が受賞に繋がったものであり、関係各位に深く感謝申し上げます。昭和43年に地元の漁協に就職し、以来危険物の取り扱いに従事し、役員に就任してからは危険物安全協会の理事、会長を務めました。この間西伊豆地区にあった50隻余りの鰹一本釣り漁船はほとんど無くなり地域の基幹産業である漁業は衰退の一途をたどっています。また、もう一方の基幹産業である観光業も観光客の減少に歯止めがかからず、当協会の主会員であるホテル業界も経営に苦労しております。こういう厳しい環境の中で会員各が安全が第一だという自覚の下に努力を重ねた結果が長年の無事故に繋がったものと考えています。本協会は県下で1、2番目に会員の少ない協会で昨今の不況下、会員数の減少に悩んでおります。また、今回の消防法の改正により古い地下タンクの改修、取り換え等の期限も迫りさらに会員数の減少に拍車がかからなければと懸念しております。しかしながらこの厳しい環境の下、この受賞を機に安全意識のさらなる向上に努め、これからも無事故、無災害を続けるよう会員一同努力してまいる所存です。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。有難うございました。-5-